Patriae Liberis-王の日常編(3)-
王は、常にハーレムを考える。そしてこの国の平和と幸福を。
王国の施設や女の子たちからの要望、イベントの考案や実行委員の選定などなど...
大変な仕事だけど、みんなの笑顔を考えればなんてこともない。
仕事はいつも王室で行う。
今日の最初の仕事
新しく入国する女の子たちの自己紹介動画を見る。
裸がルールの国にとって、服を着るのはこの自己紹介動画の時だけ。
裸は実際に、僕の目の前で見てほしいという、女の子たちの気持ちからこの形になった。
「いいな...可愛いね」
「はい♡楽しみですね♡」
「この子たちが入国して、さらにハーレムが広がる...幸せだよ」
「幸せですね♡」
「女の子が増えて♡ハーレムが大きくなって♡ユズル様が幸せになって♡」
「とても幸せで、うれしい限りです♡」
「ああ...そうだね...もっとみんなで、幸せになろう!」
「はい♡ユズル様♡」
ハーレムで大事なのは、女の子の数ではない。
ハーレムで大事なのは、皆で幸せになること。
一人が幸せになるんじゃない、皆で幸せになること。
一時のハーレムに意味はない、永遠こそ意味がある。
大好きな皆とこの国で、自由に...裸で...
触れ合い、愛し合い、戯れあい
日常として、常識として、皆が幸せになり、不安も不満もない、自らの望むことがかなう国...
そんな国で僕らはハーレムを過ごす...
永遠に...