Dimittis-初めての夜-
新しい世界の生活は、常に新しいことだらけだ。
夜までゲームすること
夜にコンビニに行くこと
コンビニでお金を払わずに食べ物を手に入れること
どれも新しくて、楽しい行為だった。
【夜】
この世界での初めての【夜】に、なぜか僕らはそわそわしていた。
「じ、じゃあ僕、最初にお風呂に入ろうかな」
「う、うん♡」
「ごゆっくり♡」
座りながら、顔が赤い二人を横目に、僕はお風呂場へ向かった。
「いい湯だなぁ...にしても...最高の生活だ...遊ぶ内容も自由で食べ物も自由...いっぱい二人と過ごそう...」
「明日はどこに遊びに行こうかなぁ...家でのんびりもいいけど、もっと世界を見て回りたいなぁ...」
「ユズル君♡」
「ん、わ、わぁっ!」
「い、一緒に入ろ♡」
「お背中流してあげる♡」
目の前に現れた裸の女の子二人に思わず声を荒げてしまう。
ずっと仲良しの二人...でも、裸は見たことがない。
そもそも女の子の裸なんで一度も...
「も、もちろん...一緒に入ろっか」
「やった♡」
「ありがとう♡」
「じゃあ..おじゃましまーす...♡」
「えへへ..えいっ♡」
「おぉ...ち、近いね」
「だって恥ずかしいし...それに..ねっ」
「うんっ、ユズル君にくっつきたいから♡」
お湯の中と外で触れ合う女の子の体
とても柔らかくてすべすべで...気持ちいい...
こうなると興奮して、ちょっと調子に乗っちゃうのが男であって...
「は、恥ずかしいなら、もっとそばに来たら?」
「うぅ...そうだね...えいっ♡」
「私も♡」
「おぉ...すごいね...おっぱい当たってる...」
「えへへ♡あ、当ててるの♡」
「好きでしょ~♡」
「も、もちろん...二人のこと、大好きだよ」
「私も!ユズル君♡大好きだよ♡」
「大好きだよ♡ユズル君っ♡」
新しい世界の生活は、常に新しいことだらけだ。
女の子二人とお風呂に入ること...それも。
お風呂上がりのテンションで、僕らは下着で寝ることにした。
両手に女の子...肌が気持ちいい...
「はぁ...本当...幸せだね♡」
「うん...幸せだ...」
「大好きなユズル君...大好きなカスミちゃんとこうして暮らせる..夢にも思わなかった...」
「この3人なら、一生幸せに暮らせるね...!」
「うん!3人で一生、幸せに楽しく暮らそう!」
明るくてかわいい、大好きな二人...
そんな二人と触れ合いながら僕らは目を閉じた。
この生活が、夢ではないことを祈って...