Patriae Liberis-王の日常編(1)-
僕...ハーレム王の朝は意外にも早い
目が覚めるのは早いが、目が覚めてからは長い。
眠るのは気持ちがいい。
でも、目が覚めてからの状態も気持ちいい。
常に裸で、常にハーレムで、常に女の子たちと触れ合っている僕にとって
常に気持ちいいというのが、心地いい。
...要するに、最高の日常である。
「ユズル様の寝顔...可愛い♡」
「どんな夢、見てるのかな♡」
「ハーレムの夢だったらいいな♡」
もう眼は覚めていて、二度寝に入るときの気持ちよさの状態だが
全身を包み込んでくれる女の子の感触と、女の子たちのかわいい会話が
僕の目をまだ、開かせてくれない。
頭に感じる柔らかい胸
そして全身を包み込んでくれる女の子たちの感触
王のベッドは布団ではなく、女の子たち...
皆が王の眠りを守ってくれて
皆が王の朝を快適なものにしてくれる。
要は、この気持ちよさを感じたいがために
王の朝は早くて、長い。