Patriae Liberis-プロローグ- - Patriae Liberis
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Patriae Liberis-プロローグ-

2024年09月25日
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Patriae Liberis

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-Patriae-Liberis-

--一人の幸せは、皆の幸せであるように--
Arvel, inc. 社是1項 2章

自由とは何か。
組織において、トップにいるものほど自由がなくなる。
自身が持つ権力を恐れるモノたちがそう望むため。

そのモノたちが望まなければ、トップにも自由がある。

ある学校の女の子たちは、総じて一人の男の子を愛している。
そして彼の幸せを想ったとき、彼女たちは望んだ。

彼を王とする国が欲しい。
彼に尽くせる国が欲しい。
彼と愛し合える国が欲しい。

その国で、彼は自由に女の子たちと触れ合い、愛し合う。
そうした自由が、彼女たちに幸せを与える。

そんな彼女たちに、とある神が微笑んだ。

『王は国に尽くし、国は王に尽くす。
君たちはすでに王に尽くしている。
そんな君たちに時間を授けよう。
来る王のため、この世界に国の礎を築くのだ。
そして、王が来るとき。王は国を築く。
君たちの望む、幸せな国を...』

目覚めたとき
女の子たちは、誰もいない学校にいた。


「ここにソファを置いて、王様の部屋にしよう♡」

「ここでは、王様はずっと、女の子たちと触れ合えるようにしよ♡」

「それいいね!絶対喜んでくれるよ!」

「ねぇねぇ!お風呂とかどうしようか...」

「プールを使おうかな!」


誰もいない学校に、来る王のために部屋を作っていく裸の女の子たち

彼女たちの愛する王のため、彼女たちは城を作っていた。


そして、とあるルールを生み出した。

「王は、常にハーレム」

みなと常に触れ合うことが、この国の幸せであり、王の幸せであり、女の子たちの幸せである。


そうして1か月後、何もなかった学校をきれいにし

王室や寝室、お風呂やダイニングを作り、王を待った。


この世界にやってきた王は、驚愕した。


誰もいない学校

裸の女の子たち

王としての現実


だが、女の子たちの想いを聞いて、歓喜した。


沢山の女の子から愛されている現実

王として、女の子だけの国を治めるという現実

常にみんな幸せになれるという現実


「みんな...ああ、もちろん!僕は王になる!」


彼の言葉に、女の子たちは歓喜し、涙を流した。



ここは、子供だけの国

唯一の男である王と、彼を愛する女の子たちの国


彼が王となり、国が誕生したその瞬間から

王は、常にハーレムとなった。

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